高速道路の注意点
沖縄の自動車道には沖縄自動車道と那覇空港自動車道がありますが、沖縄自動車道は那覇ICから許田ICまで、那覇空港自動車道は那覇IC~西原IC間にある西原JCTから南風原南ICまでです。因みに、那覇空港から那覇空港自動車道は直通というワケではなく、一般道を10分ほど走らなくてはなりません。
観光シーズンのオン・オフに関わらず、本島中・南部の一般道は慢性的に混雑・渋滞しているので、遠出、特に北部への移動の際には高速道路を有効に活用する事をオススメします。
ただし、気を付けなければいけないのが、制限速度でしょう。
我が国では、一般的な高速道路の法定最高速度は、時速100km制限と定められていますが、沖縄自動車道は最高速度 時速80km(南風原南~那覇空港道終点・名嘉地ICまでは対面通行のため最高法定速度は時速60 km)制限です。
特にうちなんちゅナンバー(沖縄ナンバー)のクルマは、制限速度未満で走行している場合が少なくありませんから、スピードの出し過ぎは好く目立つだけでなく、追突事故にも注意が必要です。
速度自動取締システムだけでなく、覆面パトカーもマメに巡回してるようなので、法廷スピード遵守して沖縄の旅をエンジョイしてくださいね。
また、近年はレンタカーであってもETC利用オプションの選択可能な車種も少なくありませんが、ETC特典の通勤時間帯割引や深夜割引などお得な割引サービスを活用するのもオススメです。
SA・PAについて
沖縄自動車道には、伊芸サービスエリアと中城パーキングエリア、各一つずつSAとPAが設置されています。
EV(電気自動車)急速充電システムは、24時間利用可能ですが、ガソリンスタンドはないので、給油のタイミングにご注意下さいね。
各施設の詳細は、サイトでご覧ください。
◎伊芸(いげい)サービスエリア
≪上りSA≫ http://www.w-holdings.co.jp/sapa/2818.html
≪下りSA≫ http://www.w-holdings.co.jp/sapa/2835.html
◎中城(なかぐすく)パーキングエリア
≪上りPA≫ http://www.w-holdings.co.jp/sapa/2824.html
≪下りPA≫ http://www.w-holdings.co.jp/sapa/2829.html
名護市内まではICから遠い
沖縄自動車道の下り終点である許田ICから、名護市街地や、沖縄美ら海水族館を始めとする本島北部の目玉観光スポットへはかなり距離があって時間がかかります。
名護市街地 ⇔ 許田IC、及び 名嘉地IC ⇔ 那覇空港の区間は、慢性的な渋滞発生区域なので、スムーズな観光をの愉しむためには、時間に充分な余裕を持って行動することをオススメします。
イベント時の注意点
自他ともに認める根っからのイベント好き・・・そんな県民性を誇る?沖縄は、お祭りや大型連休、そして季節毎のイベントなどなど、毎月・毎日多くの人がイベントを愉しんでいます。
それら沖縄ならではの楽しさを堪能できるイベントを把握すれば、アナタの旅の楽しみに奥行きが増すこと間違いありませんが、同時に、交通規制や渋滞が発生する可能性が高く、それによって交通アクセスに影響を及ぼす可能性大ですから注意も必要です。
例えば、日曜の昼12時~夕方6時に“歩行者天国(トランジットモール)”が実施される沖縄観光のメインストリート・国際通りでは、オープンカフェやストリートパフォーマンスのブースが設けられて活況を呈しますが、当日、国際通り付近を車で走行する場合は、交通誘導係の指示に従って走行しなくてはならず、渋滞必至です。
那覇市街地だけでなく、各市街地 ⇔ 各IC の区間の渋滞も想定したうえで、観光スケジュールを立てることをオススメします。