意外と知らないバスレーン
沖縄には『バスレーン』という路線バス用の車線がもうけられています。
これは、ラッシュ時の渋滞緩和を目的として設けられるもので、専用の『バス専用レーン』と優先の『バス専用道路』の2種類があり、指定された車両しか走行できません。
どちらも一般車両は通行不可ですが、取締はかなり厳密で「観光客だから知らなかった」という言い訳は通用しませんから、くれぐれもご注意下さいね。
バスのアイコンが描かれた“ブルーの四角い標識”が『バス専用レーン』の目印で、バスの他、タクシー(実車)・二輪車・指定車のみの通行が可能です。
それに対して『バス専用道路』は、自動車のアイコンが描かれた“丸に斜線の標識”で、バス・タクシー・二輪車・指定車・許可車のみ通行が許されています。
バスレーン規制のあるエリアは、国際通りを始めとする那覇市内各所や、国道58号線の一部などですが、時間帯によっても異なるので、詳細は下記のサイトにてご確認下さい。
沖縄県警本部交通部交通規制課・バスレーン規制道路 >>> http://www.police.pref.okinawa.jp/docs/2015030300110/files/BusLane_JP.pdf
規制される時間もさまざま
バスレーン規制は、場所によって規制される時間帯が異なりますので、これもサイトにてお確かめ下さい。
おおよそですが、朝は7時~9時半頃、夕方なら17時~19時半頃を目安に注意していれば、問題ないでしょう。
また、土曜・日曜及び休日、そして1月2~3日はバスレーン規制は実施されていないので、安心して走行できますよ。
注意ポイント
朝夕のラッシュ時間帯に混雑している道路を走行中に、妙に空いている車線があったら・・・要注意です!
「ラッキ~♪」なんて浮かれて走っちゃぁーダメですよ。迷わず『バスレーン規制』を疑いましょう。
また、妙に一車線だけすいている場合だけでなく、路面の色が変わった時も注意しましょう。
バスレーン規制の対象道路には、専用標識が設置されているのはモチロンですが、道路標示も徹底されているので、よく確認しながら走行しましょう。
おおらかな『なんくるないさ~♪』のお土地柄でも、違反は違反!
たとえ観光客であっても、情け容赦なく?取締りの対象になりますから、くれぐれもお気を付け下さいね。